君の笑顔が見たいから


奥の方のソファに座っていた2人が立ち上がって挨拶をしてくれる。


「あ、はじめまして。宮坂凛愛です」



緊張で震える声をなんとか振り絞って挨拶する。



夕哉さんは怜哉を少し大人にして、さらにキリッとさせた感じのイケメンな方。



怜香さんは怜哉の姉と言われても、納得するくらい若く見える美人な方で柔らかく微笑んでくれた。




「2人とも座りなさい」



夕哉さんに言われて、2人が座っていた反対側の手前のソファに座る。



「時間が無いからすぐ本題に入る。怜哉、お前見合いをする気はないんだな」



「ありません。婚約するなら凛愛以外にはありえません」