君の笑顔が見たいから


ガレージに車を停めてきます、と真本家の門の前で降ろされた私たち。



緊張が高まって、格好おかしくないかな、と下を向いて自分の服装を確認する。



怜哉に「そんなに固い格好じゃなくてラフなやつでいいよ」と言われたけど、挨拶行くことを考えて。



白のシンプルなワンピースに薄い青のカーディガンを羽織って、髪はおろしてきた。




「ふぅ……」



ひとつ息を吐いたら、私の心を読んだように怜哉が手をぎゅっと握ってきた。



―――…大丈夫。



そう言われている気がして、やっぱり怜哉の隣は安心する、と思ったら自然と頬が緩んだ。