中学を卒業してからは、窮屈な家から出たくて一人暮らしをさせてほしいとお願いした。
それから高校の入学式の朝、凛愛と会った。
もしかしたら "あの子" なんじゃないか。
なんでかわからないけど、直感でそう思った。
でも無表情で、淡々と喋る声は似ても似つかなくて。
期待を抱いては、違うと振り払う事の繰り返しだった。
それでも凛愛を他の女子とは違う、自分自身でも分からないけど、特別な子だと思っていた。
だから助けたい、そう思った。
それで、凛愛が1人で抱え込まないように話した文化祭で、初めて俺に笑いかけた凛愛。
