『俺は次期社長になるから、そのために色々やらないといけなくて、それで俺のことをちゃんと見てくれる人はいなくて―――…』 今まで不満なんてないと思って、ロボットのように動いていたけど、口に出したら意外とあったみたいで自分が1番驚いた。 その子は俺が話終わるまで静かに話を聞いていた。 『そっかあ。れーくん、たいへんなんだね』 彼女の終わったあとの第一声はこれ。 『でもね、そんな中でちゃんと言われたことをもんく言わないでやってるれーくんは、すごいよ』