そんな俺を、須藤はいつも気遣って動いてくれていたから、須藤には1番感謝しているかもしれない。 そんな俺を変える出来事があったのは、ある1つのパーティーが開催された日。 それは真本グループの会長である、祖父主催の真本グループのパーティー。 その日、俺はひとりの女の子に出会った。 無表情で部屋の隅に立っていた俺のもとに、小走りで走ってきて話しかけた見知らぬ子。 『ねえねえ、ひとり?』 『は?……まあ』 他人に興味のなかった俺は、相当素っ気なく答えたはずだ。