なんとなく人の気持ちを察するのができるようになっただけ。
「ちょっと宮坂さん聞いてる?」
「私とは別に話さなくてもいいので」
「えーやだやだ。宮坂さんすっごく可愛いし」
……外見だけ、か。
「それにいい人そうだから!たくさん話してもっと宮坂さんのこと知りたいなぁと思って!」
そう言ってニコッと微笑んだ岡田さん。
「友達になろう!宮坂さん!」
そんなことまで言い始めて握手を求めてるのか右手を差し出してきた。
「別に友達いなくていいので。無理して私みたいなのに話しかけなくていいよ」
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