君の笑顔が見たいから


文化祭から1週間が経った日。



いつも通り、登校してきたら隣のクラスの入り口に立ちすくむ女子の姿が見えた。




なかなか教室に入ろうとしない、その女子のシルエットはどこからどう見ても凛愛で。




ざわっと嫌な予感が胸の中をよぎる。





気づいたら、自分のクラスを通り過ぎて隣のクラスの前にいた。



なんでか、状況はわからないけど凛愛は下を向いて、手を固く握りしめていて、凛愛の前に立って叫んでいた女が手を振りあげた。