「わかりました。何にしますか?」


「俺はブラックコーヒー」


「じゃあ、俺はプリンとカフェオレお願いします!」



「かしこまりました」



2人分の注文を受け取り、調理班に伝える。


用意されたものをトレイに乗せて、怜哉達の待つテーブルに向かう。



「お待たせしました。どうぞ」


「おおっ、うまそう」



キラキラと目を輝かせて高梨くんを横目に、怜哉が私に手招きをする。



怜哉の方に近寄ると


「俺たちのクラスにも来いな」



そう耳元で囁かれた。