君はその1年後死んだ。
その病気は進行性のもので、僕と別れるといった少し前に病院で診断されたらしい。
それを君のお母さんから聞いて知った。
君の口からその話を聞きたかった。
僕は悔しくて悔しくてしかたなかった。
だって君に言った最期の言葉は「最低」なんだ。僕のほうが最低だったな。
ごめん。ごめん。ごめん。
何回言ってもたらないよな。

僕にとって君はめちゃくちゃ大きな存在で大事な人だったんだ。
好きで好きで、あのときはなんにも考えれなかった。
だからこそ、君と冷静に向き合えなかった。
でもね、君と別れてからこの1年間、君を忘れたことは1秒もないよ。