君は
「圭に話さないといけないことがある」
って急に真面目な顔になった。
そして、君は
「圭とはもう終わりにしたい」
と言った。
僕は時が止まったみたいだった。
僕はなんにも知らずに君を怒鳴った。
「なんでだよ。意味わかんねーよ、
 理由を言えよ!」
君は、
「好きな人ができた。もうその人と付き合うこと になったよ。だから、もう終わり。」
と泣きながら言った。
僕はいじけて、
「お前は、最低だ」
と吐きすてて、君と別れた。
あのとき、ほんとの涙の意味に気づけてればな…