碧くて、淡い【完】



「お前だから出来ることがあるんじゃない?」

大事なことを伏せて話したのに、全て分かったような口振りで、兄ちゃんは優しい目をして言った。


やっぱり、兄ちゃんはスゴい。


俺だから出来ることって何だろう。



「そんなこと考えるなんて、若いな~」

そう言う兄ちゃんは、少し遠い目をしていた。

若くなくなったら、そんなこと考えないのか。

俺にはピンと来ない。