◆◆◆ 「土曜日の午後、カラオケに行かない? 絵梨と行くの。良かったら、三河も誘ってみんなで行かない?」 ある日の放課後、少し頬をピンクに染めた七瀬が俺を見て言った。 「大が行くなら、行こうかな。」 そう伝えて俺は教室を出た。 音楽室の方から、聞き覚えのある音が聞こえてきた。