碧くて、淡い【完】



―― キーンコーンカーンコーン


あー腹減ったなー。そっかお昼だからか。


今朝も大から洋菓子を貰った。

渋る大に駄々をこねると、「じゃあ一口だけ」と言われて貰った。


食べると、やっぱり全然甘くなくて、苦いくらいだった。


「当たり前だろ?」

まるで、誰かのためのもので当然と言ってるような大は、美味しそうに洋菓子を食べた。

今日はチョコケーキだった。

学校にケーキを持ってくるやつなんて、聞いたことがない。


それにお菓子はくれるのに、弁当は絶対に貰えないのだ。
「俺の食べる分が減るから」らしい。

そんなのお菓子だって同じじゃん。
やっぱり、大は掴みどころがない。