碧くて、淡い【完】



 ◆◆◆


7時35分。


実優はいつもより少し早く来て、
「昨日はごめんね」
と本当に申し訳なさそうに言い、
「もう学校は休まない!」と、息巻いていた。


私はそんな彼女を見て、笑いながら大丈夫だよと言った。