碧くて、淡い【完】



今、別々の道を歩いている。

神様が間違えて会わせたように、

もう交わることのない垂直線のようだ。


どこにいるかも知らない。

もう謝ることもできない。



少し甘くて、とても大きな後悔を残した青い日の話だ。高校2年生の秋だった。