碧くて、淡い【完】



「…お前他に友達いないのかよ。」


「…もう一緒に帰んないから。
これ以上関わるな。」


心臓を自分のもとに戻したくて、
怖くなって吐いた言葉だった。


彼女はヘラっと笑って「また来るね!」
そう言って帰って行った。