碧くて、淡い【完】


彼女は素直で、花の咲くように笑って、花が枯れるように悲しむ人だった。


感情と表情がコロコロ変わるのが面白くて、すぐ友達になった。


でもあの日から、どうすればいいか分からなくなった。


上手く話せない自分が自分じゃなくなったようで、怖くなって「自分の形」を崩さないように、壊れないようにするために必死だった。