碧くて、淡い【完】



今日は、水曜日の老夫婦が娘が実家に帰ってきたことを話していた。


娘夫婦が最近喧嘩をしたらしく、娘が痺れを切らして実家に逃げ込んできたらしい。
このまま続けるかどうか悩んでいるのだと言う。


「夫婦っていうのは「我慢すること」ですよねぇ、そう思いませんか?折角結婚できたのにねぇ、もうこの先誰も拾ってくれませんよ」

と言う老夫婦は、娘に今後を任せているようだが、少し切なそうな顔をしていた。

もう娘さんは気持ちが傾いているようだった。

「どう思いますか?」

一頻(ひとしき)りに話した後、
奥様がそう百合さんに問いかけた。