碧くて、淡い【完】



だい君は最近作りすぎたせいで、冷蔵庫が使えないと百寿さんに咎められ、消費させるために学校に持って行っているらしい。


この前貰って食べてみたら、苦くて驚いた。


その苦さに、あの日の苦さが磁石のようにくっつこうとする。


頭の中で景色が揺れた気がした。


それを打ち消すように、
もう少し砂糖を足してみたらと提案してみたが、
これで良いのだと満足げに言っていた。