碧くて、淡い【完】



ふうちゃんも忙しいときに手伝いに来る。

長期休暇のときはバイトとして働いてるらしい。

裏にいることの多い彼とは反対に、
いつも表にいる。

学校の生徒が来るかもしれないのに、
そんなことお構い無しに堂々としている。


手伝いをしないときでも、よく遊びに来る彼女はケーキを食べるのではなく、奥の隅の席に座って本を読んでいる。


カフェの壁に小さな本棚が設置されたのは彼女のためなんだとか。
オーナーが楽しそうに話していた。