碧くて、淡い【完】



好きなんだから仕方ない。


そんな風に思って周りのことなんてお構いなしに熱中した。


ソロコンにも出場して、金賞を貰った。

中学生の頃はそこそこ上手だったし、生徒にも先生にも一目置かれていた。



僕の唯一の物だと思っていた。