「あともう少し」ってどのくらいまでだろう。 次の選抜までだろうか。 それとも3年になって、1年生が入ってきたときだろうか。 ぽっかりと空いた穴に落ちて、這い上がる ことができず、どうすることもできないでいる。 暗闇を光を求めて歩いている僕は、なんだか蛾みたいだ。 僕の唯一だと思っていたものを捨てるかどうか。 これはその券。 たった紙切れ1枚で、僕は本当に空っぽになってしまう。