リボン~もう1度君に、プロポーズ~

何で周晴さんがここにいるの…?

「えっ、希里恵…?」

それは周晴さんも同じみたいだった。

「もしかして、その子は…?」

「私の子よ」

周晴さんの質問に、私は答えた。

まさか周晴さんが大晴を連れてくるとは思いもしなかった。

「向こうの靴屋の前でキョロキョロしてたから迷子かなって思って、迷子センターに連れて行こうと思ったんだ」

「そうだったの…。

ありがとうございます…」

私は周晴さんにお礼を言った。

「希里恵は何を…」

「迷子センターにいなかったわ!」

「ぐるっと回ったけど、どこにもいない!」

お兄ちゃんと雪穂さんが私のところに戻ってきた。

「あっ、大晴ならここに…」

私がそう声をかけると、
「お前、どこに行ってたんだよ!?」

「ビックリした~」

お兄ちゃんと雪穂さんはホッと胸をなで下ろした。