恥ずかしさで
ぶわりと全身に熱が広がって
あわあわとうろたえる私


「……だめ?」


こーくんは分かりやすく肩を落として
きゅーんとあざとい表情を浮かべて
私に問いかける


…………うぅ……


………そんな子犬みたいな目で見られたら……




拒めるわけない




「……。
…………み、見えないとこなら…」



ほんの少し視線を落として
小さく答えれば、こーくんがくすりと笑う気配がした


「つむぎは、なんだかんだ俺に甘いよね」


嬉しそうな声と共に
首筋にキスを落とされて

体がぴくんと反応する


そのまま下に降りてくる、こーくんの唇


「……え、ま、まだつけるのっ?」

「見えないとこならいいって言ったよね?」

「い、言ったけど……っ、や」


反射的に身を引こうとしたけど
こーくんは容易く私を捕まえて
その場に固定


容赦なく、肌に赤い痕をつけていく


「っ」


次々と訪れる小さな甘い刺激



それは、こーくんが満足するまで
しばらく続いた