「どうだった、久しぶりの家は。」
「すごく懐かしい気持ちになりました。それに、久しぶりに親友に会えたので、すごく楽しかったですっ。」
「そっか〜、よかった。じゃあ、これからまたよろしくね。」
「はい、めいいっぱい働かせていただきます!」
そう言ってビシッと敬礼の仕草をしたわたしに、晴希さんがプッ吹き出した。
「ゆうなちゃん、やっぱ面白いね〜」
お、面白い…?
うーん、そうかなぁ…?
自分ではよく分からないや…
…あ、そういえば冬舞くんのこと晴希さんに聞いてみよう。
「あの…晴希さん、昨日の夜から冬舞くんに連絡がつかないみたいなんですけど…冬舞くんに何かあったとか…?」
すると、わたしの質問に晴希さんは少し顔を曇らせた。



