キミだけはずっと傍にいて。


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今の時刻は…大丈夫、まだぎりぎり9時前だ。


わたしは9時になったら冬舞くんに電話する約束をしていた。


だから、その時間にお風呂と被らないように、美桜ちゃんにお願いして先に入らせてもらった。


昔は一緒に入ってたけど、さすがにもう高校生だからね。

別々に入ってる。




スマホの時刻が9時になったのを確認してから、画面をタップして冬舞くんを呼び出す。


冬舞くん、出てくれるかな…?


今朝のこともあり、わたしは少し不安だった。


だけど、電話は3コールするより前に繋がった。


『…もしもし、ゆうな?』


よ、よかった…出てくれた。


えっと…まずは今朝のことを謝らなくちゃ。


「うん、ゆうなだよ。あの…冬舞くん、今朝はごめんなさいっ…」