キミだけはずっと傍にいて。


すると、美桜ちゃんの目はどんどんまん丸に見開かれていく。


「……ぇ……これが、ゆうなの彼氏……?」


「う、うん…。それが冬舞くんだよ。寝顔がかわいくてつい魔がさして写真撮っちゃったの…」


えっと…何にそんな驚いてるんだろう…?


わたしはさっぱり分からなくて首を傾げる。


「…めちゃくちゃ綺麗な顔してるね…。これは確かにイケメンっていうよりはザ美少年だわ……」


すごい、まじで本の中から飛び出してきた王子様みたい、などと冬舞くんの写真を見ながら一人でぶつぶつ言っている美桜ちゃん。


王子様、か…


確かに冬舞くんにはぴったり当てはまる言葉。


なんというか、人形みたいに綺麗な顔立ちしてるからね。


でも、そうだとしても、冬舞くんはわたしだけの王子様だもん。


絶対に誰にもあげないもん。