『……っ…』
『兄であれなんであれ、ゆうなはお前のことが大好きだからな。大切な人に辛い想いはしてほしくない。お前だってそうだろ?』
『……は、ぃ……』
『…俺はにとってゆうなはさ、大切な妹だけど、それと同じくらいお前のことも大切なんだよ。だから、お前にもいつも笑っていてほしいって思う。』
『……ありがとう、ございますっ……』
『…ん。良かった、やっと笑ったな。』
あの時の祐樹さんの言葉は絶対に忘れない。
真っ暗で空っぽだった心に一筋の光が差し込んだんだ。
それまではゆうなのお見舞いにも行けなかったけど、その日から二日に一度、祐樹さんと侑李と一緒に、祐樹さんの学校が終わる頃にお見舞い行くようになった。



