…って、そうじゃなくて…！
「冬舞くんっ、だ、誰かに見られたらどうするのっ…！」
もし誰かに見られて、冬舞くんと付き合っていることがバレたら、絶対学園中の女の子の恨みを買うって。
ましてや、わたしは特に美人というわけでもないから、釣り合わないとか言われるかもしれない。
「…別にどうもしない。ゆうなが僕のだって見せつければいいだけだし。」
なっ…////
不意打ちだっ……//
う、嬉しいけど…でもっ、見せつけられるのは、わたしが困るっ…
冬舞くんにとってはなんでもないだろうけど、わたしにとっては大問題。
「だ、ダメだよっ…！もし、付き合ってることが…んぐぅ」
バレたりしたら、わたしの学園生活が終わっちゃうって言おうとしたら、冬舞くんにいきなり口を塞がれた。
