「……ごめん。ごめん、ゆうな。」 耳元で聞こえる冬舞くんの謝る声。 どうして…冬舞くんが謝るのっ……? 謝るのはわたしの方なのにっ…… 何がなんだか分からなくなったわたしは、そのまま冬舞くんの腕の中でひたすら泣き続けた……─── . * .