はじめての恋は、きみと一緒。

 敦瑠がわたしの頬に手を添えてぐいっと上を向かせるようにしてきたのを、逆らわないで受け入れたら、穏やかに微笑む彼と目が合った。

 本当に今日は特別な一日だと思う。

 想いを伝えることができて、こうして近くで触れあうことができるようになって。

「夏休み、たくさん遊ぼうな」

「うん!」

 敦瑠の言葉に笑顔で答えたわたしは、彼と符や谷ビ手を繋いで幸せな気持ちに浸りながら歩き出した。