好き、なんだよ。

っていうのを5回繰り返し、無事到着した。



「良かったぁ、到着して。皆のお陰だよ、ありがとう!」



このとびきりスマイルと小雨でも乱れることなくふんわりしている美しい髪を見たら誰も文句は言えない。


例えイラッと来ていたとしても吹き飛んでしまうだろう。



「じゃあ、次はバーベキューだよね?」


「うん」



嫌いな運動が終わるや否や食事モードになる栄木さん。


切り替えが速すぎて追いつけませぬ。



「わたしお肉大好きなんだ!いっぱい食べよっと!あとマシュマロ持参して来たから皆で食べようね!」



甘いものが大好きな彼女はマシュマロが必須なのだろうけど、嫌いな私にとっては地獄でしかない。


マシュマロが自分の口に入らないための適切な言い訳を考えるしかなかった。