脳内が混乱しながらも自販機のボタンを押した。


勢いよくドタンと落ちてきたペットボトル。


夏音が好きなサイダーだ。


オレはベンチに座り、それをただ見つめた。


何がしたいんだろう、オレ。


また朽木と関わってどうするんだ?


あいつは最低なやつなんだぞ。


最低な...


最低な...


やつ。