好き、なんだよ。

「ふふふふ...」


「何笑ってんだ?」



こいつ、マジで反省してないな。


なんなら、あの日の泥棒事件だって反省したように見せかけて実は...。



「いや、色々思うことがあって」


「何だよ色々って。言っとくけどな、お前が去年やったことは犯罪行為だし、許してなんかいないからな」



なんで笑ってんだよ。


オレはマジで起こってんだよ。


例の事件も引っ張り出したっつうのに、なんなんだこの余裕の笑みは?



「おい、笑ってんじゃねえ。つうか、授業中もなんか笑ってたな。オレのことバカにしてんのか」


「してないし、許してもらえたなんて思ってもいない」


「じゃあなんでそんな笑ってんだよ。意味不明」


「意味不明でいいよ」



出た、朽木奈和の開き直り。



「は?」


「明日からって言ってたけど、明日から5日間連休だから。連休が明けたら直します」



おいおいおいおいおいーー!


適格に指摘してくんじゃねえ!



「えっ、嘘。マジで?やっば。つうかはっず!」