好き、なんだよ。

授業が終わるや否やオレはやつを放送室に呼び出した。


乱れた生徒を正す、それが委員長の役目だ。


朽木は怯えてるようだったし、これは効き目がありそうだ。



「あのさ、自分がしたこと分かってる?」


「それは...まあ、もちろん」



本当に分かってんのか?


反省の色が見えないっていうか、なんか開き直ってるつうか、とにかく気に入らん。


ここは1つ畳み掛けるか。



「明日から」


「あっ、はい」


「明日からはちゃんと授業受けろ。何回もこくこくするな。目障りだ」



さあ、どうだ?


オレの苦労は伝わったか?


マジで反省してくれよ!


そう願いながら、やつを見ていると、次第に口角が上がってきた。