好き、なんだよ。

心配させまいと急かす姉。


オレは5畳の自室にリュックを放り投げ、急いで風呂場に向かった。


マッハスピードで全身を洗い、湯船にジャボンと沈み、30数えて上がった。


髪の毛を乾かさずにリビングに再登場したのだが、やはりアネキはもう寝ていた。


いつも、そうなんだ。


食べようとテーブルにものを並べ、オレが来るのを待ってる間に寝てしまう。


オレは何度洗濯をしても茶色くなったままのブランケットをアネキの肩にかけ、その隣で期限切れのやつらを口いっぱいに頬張った。


食べている間は無心になれる。


だけど終われば思い出す。


オレん家は...貧乏だって。