はあはあはあはあ...。


冬場はこたつに潜り込み、運動をあまりしなかったから余計息があがった。


この扉の向こうに彼女がいる。


オレの初恋の人だ。


2度と訪れない初めての恋。


その相手が、


朽木奈和という


凡人だけど優しくて、


笑うと可愛くて、


話をさせれば面白くて、


いじればいじり返してきて、


凡人よりも人を一途に想い続けられる、


そんな彼女で良かった。


オレは朽木奈和を好きだったことを後悔しない。


ずっとずっと死ぬまで覚えてる。


ありがとう。


ありがとな、奈和。


オレに最高の初恋をありがとう。