好き、なんだよ。

「わっ...」



マヌケな声が出てしまった。



「朽木大丈夫か?なんかずっと眠そうだぞ。寝不足か?」


「いえ、大丈夫です」


「もし辛かったら保健室に行けよ」


「あっ、はい」


「えっと今は...16ページの三権分立か。三権分立ってのは...」



はあ、助かった。


厳しい先生だったら反省文書かされるからな。


残り15分は寝ずに頑張ろう。


4分の3を寝て過ごす女が言えることじゃないけど。


開き直って私はノートを取り始めた。