好き、なんだよ。

「泣いてる生徒って...。おー朽木じゃないか。大丈夫か?具合悪いのか?」



谷口先生がやって来た。


あの時とほぼ同じだ......。



「感動して泣いただけです。いい写真が多くて...」


「そうか。そうだったのか。だけど顔色が悪いな。一応保健室に行こう」



先生に付き添われ、去っていく彼女。


オレは結局何もしてやれなかった。


呆然とその場に立ち尽くす。


聞こえてくる周りの囁きがオレの心を掻き乱す。