好き、なんだよ。

栄木さんが俊足で去っていく。


なんで、


なんで、


あの子は...


いい子...なんだろ...。


恨みたくても、


妬みたくても、


出来ないじゃん。


どうして私ばっかり、


どうして...私ばっかり、


どんどん嫌な子になっていくの?


どうして不幸になるの?


あの日より前から、


私は...


私は...


ずっと...


ずっとずっと...


片想いなのに。