好き、なんだよ。

由紀ちゃんはまた2時にはクラスに戻らないといけないらしく、私達は3時間で色んなところを回った。


高校生だというのに輪投げをしてみたり、たこ焼きを食べたりと学園祭というよりは縁日に近い感じ。


人気の占いの館に行ってにわか勉強の誕生日占いをしてもらったり、お化け屋敷にも行った。


いつもは「ぶっ飛ばしてやる!」とか言っている由紀ちゃんの方がキャーキャー騒いでいてびっくりした。


今まで知らなかった由紀ちゃんの一面だった。


私はというと、作り物だからとか、どうせ人間なんだからと思っちゃうタイプの人間で、ただ暗闇を歩いているだけに感じていた。