好き、なんだよ。

1人になり、歩き出すと急に悲しくなってくる。


両手いっぱいに食べ物が入ってて、これはバイト先の皆さんの優しさだって分かっているのに、それでもまた違う優しさを求めてしまう。


思い出すのは辛いことなのに、一瞬の光のために私は何度も蓋を開けて中身をあさる。


そうして見つけた光は私の心を明るく照らしてくれる。


だから私は、いつまでもその光と同時にできる影も捨てきれずにいるんだ。


頭では分かってるのにな...。


また私に優しくしてほしいとか、


私に笑いかけてほしいとか、


そんな図々しいことを思っちゃうのは、


まだキミを想っているからなんだ。


忘れたくても、


嫌いになりたくても、


そうさせてくれないのは、


誰にも代われないキミの笑顔が脳裏でうずくからなんだ。


私は...


ダメだって分かっても、


ずっと...。