好き、なんだよ。

まさに栄木夏音さんは白雪姫のイメージそのものだった。


色白で透明感のある肌。


艶のある黒髪。


ぷるんとしてて真っ赤な唇。


小柄で可愛くて......キラキラ、してる。


同じ"なお"なのに雲泥の差。


完全敗北。


目も当てられない。



「じゃあうちらは小道具片付けるわ。香西くん、夏音ちゃん、行ってらっしゃーい!」



元がキラキラな人はやっぱりキラキラした表舞台が似合うよね。


1度くらいはスポットライト浴びたかったな...。


なんて僻んでいたのだが、思い返せば私には専属カメラマンがいるではないか。


たしか文化祭の企画で思い出写真展というのがやるから後で見に行こう。


そこなら朽木も光合成で光を吸収して花を咲かせているはずだ。