好き、なんだよ。

「夏音ちゃん可愛いね。そのドレスどこで買ったの?」


「ああ、これ?親戚のおじさんがフォトスタジオでカメラマンしててそこから借りたんだ。みんなのもそうだよ」


「へぇー、すごいね」



栄木さんのおじさんもカメラマンか。


すごいな...。


才能ある人はやっぱり周りから違うんだな。


名前も素敵だし。


朽木奈和。


朽ちてる木と和やか。


ザ、凡人。


いや、朽木なんだから凡人以下か。


それで和やかな人間だったら、絶対に輝きに満ち満ちた夢のある世界には行けないな。


恐らくそういう仕事にも着けない。


トホホ...。



「あっ!れおくん!すっごーい!カッコいいね!」