好き、なんだよ。

私はイスに座り直した。


数ヶ月前まで私の席だったところだ。



「朽木...」


「止まるまで居る」


「...ありがと」



ありがとう、


なんて言われたら泣きたくなってくる。


閉まってた想いが、


忘れていた想いが、


私の中でまた甦ろうとしている。


ダメだ。


このままじゃダメだ。


今の私がこんなことしちゃダメなんだ。


心臓がバクバク音を立て始める。


鼓動が早鐘を打つ。


脈が上がる。


教室は真っ暗。


廊下から光が差し込んできている。


お願いだ。


早く止まってくれ。


彼の鼻血と、


この気持ち。