好き、なんだよ。

そこからは絶叫系を5連続で乗った。


普段の樋口くんからは想像出来ないくらい大声で叫んで、良く笑っていた。


私も連られて叫んでいたのだが、途中からあまりの恐怖に声が出なくなってしまった。


目を瞑り、レバーをガッツリ握って恐怖に耐えていた。



「いやあ、楽しかった。朽木さん大丈夫?」


「うん、大丈夫」


「とりあえず一旦休憩しようか。飲み物買ってくるからちょっと待ってて」



樋口くんが楽しそうで何よりだ。


私の恐怖なんて、幸せそうな樋口くんを見ていればどっかに飛んでいってしまう。


そのくらい樋口くんが楽しそうで、自分も楽しんでいた。