好き、なんだよ。

「そうそう、そんな感じ」


「ありがとう樋口くん。丁寧に教えてもらえて良かった」


「俺が言い出したんだからこのくらい当たり前だよ。いよいよだね。頑張ろう」



樋口くんが拳をつき出す。


私もコツンと大きな拳に合わせた。


樋口くんがはにかんでくれて私は安心した。



「よーし、じゃあ、行こう」


「うん!」