好き、なんだよ。

「...おい、樋口樋口うっせえぞ」



突然脇から現れたのは、彼だった。



「あらら、お久しぶりじゃない?あんたがすることと言ったら奈和いじめでしょ?あたしが今すぐぶっ飛ばしてやる!」


「由紀ちゃん、私約束したから。もう私と関わらないし、無視してって言ったから大丈夫だよ」



なぜか喧嘩っ早い由紀ちゃんは彼に食いかかるが、この間約束したばかりだ。


さすがに信じてあげないと。



「わりぃ。約束守れないかも」


「はあ?!またいじめる気ぃ?本当に殴ってやる!」



由紀ちゃんが拳を上げたその時。