好き、なんだよ。

試合が終わり、教室に戻ってきた。


樋口くんに写真を確認してもらったら、すっごくいいと大絶賛された。



「初めて撮ったとは思えないよ!アングルもバッチリだし、被写体もはっきりしてて躍動感も伝わってくる。完璧だ!」



と言われちゃったらもう天狗だ。


私は浮き足立っていた。


なんでもまずまずの出来でそこそこにこなしてきたわたしだけど、完璧だなんて言われたことは今までなかった。


頬を桜色に染め、素直に喜ぶ。


私は母特性の唐揚げ弁当をいつも以上に美味しく頂けたのだった。