好き、なんだよ。

「これから祭りの打ち上げやるんだけど玲音くん来る?お寿司とかオードブルとかいっぱいあるけど...」


「いや、大丈夫です。帰って食べますんで」



寿司も食べられるならいいなと思ったが、アネキに悪いし帰って食べよう。



「んじゃ、オレはそろそろ...」



といいかけたところでまた邪魔が入る。



「香西くん、今日誕生日でしょ?」



オレは驚きのあまり目を見開いた。


朽木...覚えてたんだ。



「あらぁ、そうなの?おめでとう!なんかお祝いの品を...」


「いや、いいですよ。オレ、家でアネキが待ってるんで帰ります」


「2人暮らし?」


「ええ」


「なら、呼びなよ。そんなに遠くないでしょう?」



引き下がらないのか...。


オレは朽木に視線を流す。


あいつは何か分かりきっているような顔でオレを見つめていた。



「じゃあ...」